2020年03月26日
産前産後の体作り【体幹トレーニングの効果】
産前産後
産前産後の体作りでは体幹トレーニングが推奨される事がありますが、
このような事でお悩みではないでしょうか?
「そもそも体幹って何?」
「妊活中、体幹トレーニングをした方が良いと言われるけどどんな効果があるのだろう?」
などなどこのような事をお考えではないでしょうか??
本記事では
理学療法士のゆかが「体幹トレーニング」についてお伝えしていきます。
→第二回目の記事:産前産後の体の整え方【生理痛でお悩みの人は必見です】
【目次】
1.そもそも体幹とは?
2.妊活前に体幹トレーニングが必要な理由
3.妊活でなくても体幹を鍛えるメリットあり
4.体幹は無意識に動いている
5.体幹の使い方には赤ちゃんの発達と関係
6.体幹を使う4つのポイント【実践編】
1.そもそも体幹とは?
4つの筋肉で構成され、その総称として体幹と呼ばれています。
また、
ひとつひとつが単独で働くわけではなく、同時に働けることが重要で
胸腰筋膜という背中を覆う大きな膜も大切な働きをしています。
体幹と聞くと、
・インナーマッスルのこと
・腹筋のこと
・プランクなど、じっと耐えて鍛える筋肉
このようなイメージが一般的かと思いますが、
これらの筋肉達が協調して動くことが重要です。
そして妊活において体幹のトレーニングは重要で、私が妊活前の方のコンディショニングを
させていただく時は必ず体幹トレーニングをさせていただきています。
2.妊活前に体幹トレーニングが重要な理由
妊活前に体幹を鍛える事で、赤ちゃんを授かるためのお家(お腹)をしっかりと
支える効果があり、姿勢が整う事で内臓の位置が変わり、
自律神経を調整する効果があるのです。
そして、妊活を経て、赤ちゃんを授かることができたら、
ママの体が赤ちゃんのお家になります!
大きくなっていく赤ちゃんを支えるためにもしっかりと授かる前から
トレーニングをしていく必要があるのです。
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3.体幹を鍛えるメリット【妊活しない人も重要】
妊活以外の方でも体幹トレーニングをする事で
「体幹」がしっかり使えると以下の効果があります
・内臓が正しい位置に戻る
・腰痛、肩こりなどの痛みが軽減
・姿勢が良くなる
・疲労感の軽減
・基礎代謝の向上
・骨盤の位置が矯正され、ぽっこりお腹が解消される
・スポーツでのパフォーマンスアップ
・大きな声が出せる
・出産が楽になる
などなど。身体にいいことが沢山あります‼︎‼︎‼︎
ではどのように体幹は普段使われているのでしょうか?
4.体幹は無意識に動いている
体幹の筋肉は無意識に動いています。
理由は座っている時や立っている時は、姿勢が崩れる事なく保持できますよね?
脳からの指令により無意識的に保持するように促されているからなんです。
体幹の役目は、姿勢を保つ事!
そして、手を動かす前、足を動かす前に先に働き、固定点としても働きます。
そんな筋肉はどうやったら、鍛えられるのか
と言うか、
私たちはいつから体幹を使うことができたのか考えてみるといいかもしれませんね。
体幹の使い方には赤ちゃんの発達が関係しているのです
5.体幹の使い方には赤ちゃんの発達が関係
そう、実は
赤ちゃんの頃の体の使い方に
「体幹」を鍛えるためのヒントあり!!
これは、月齢三ヶ月からできる赤ちゃんの姿勢です。
1、2か月目の頃の赤ちゃんは寝たままで両足を持ち上げたりすることはまだ難しいです。
三ヶ月目で体幹を使えるようになり、うつ伏せ、寝返り、ハイハイを通して、
歩くためのトレーニングをしていきます。
赤ちゃんは、誰かに教えてもらったり、真似をしてこの姿勢をとったり、ハイハイや
歩く事をするわけではないですよね。
最初から、脳に動作がプログラミングされているのです‼︎‼︎
脳の成長とともに段階を経て動けるようになっていきます。
という事は
私たちは自然に歩くまでの動作が行えるということ。
このブログを読んでくださっているあなたも、
今からでも体幹をまた使えるようになるという事!
だって、赤ちゃんの頃に経験している動きですし、
脳にプログラムされていますからね。
身体が使い方を忘れてしまっているだけ。
6.体幹を使う4つのポイント【実践編】
360度お腹を膨らませたまま息を吸ったり吐いたりする事ができるか!!
どうですか?
腹圧呼吸。みなさんできるでしょうか?
椅子の上に足を乗せて練習してみてください。
赤ちゃんはお腹を膨らませたまま、ハイハイから立ち上がり、
歩くなどの発達をしていきます。
無意識に体幹を使える事ができれば、重いものを持ち上げる時や、
スポーツの時も余計な力を使わずに動く事ができます。
妊娠した時に、しっかりと赤ちゃんを支えられるようにもなります。
そして、体幹を使うことができれば腰痛や膝痛などの予防にもなります。
なんだかいいことばかりですね。
日々の生活の中で少しだけでも意識してみてくださいね!
最後まで読んでくださってありがとうございました。